映画:潜水服は蝶の夢を見る

今晩はガパオを作る予定。
ライムは案の定258円もしたからレモンを搾る。

卵は形。春はあけぼの。割る前の形。私は屋根にのっけたり並べたりしないけど、ダリの気持ちはなんとなく分かる気がする。

月曜日久々に映画を観た。
潜水服は蝶の夢を見る
大事な映画には大体2種類のタイプがあって
何回でも擦り減るくらいに堪能したい作品と
心に残されるものが大きすぎて平素はそう簡単に手が伸ばせない作品と。

潜水服は私の中でその後者の代表的な作品のひとつ。

ゲンナリとヘトヘトになってしまうけど、奪われるのと同じくらいに得るものが大きいから。
観てよかった。
バランス。
記憶と想像力。


さっき帰宅の電車の中で子供の頃サミットの屋上で何度かやったワニを叩くゲームを思い出した。
モグラたたき?的にワニが出たり入ったりして最初はゆっくりだったのにどんどんペースが早くなって
リズムがつかめなくなっちゃうやつ。


反射神経が悪くて叩くのを諦めてワニが出たり入ったりするのを眺めていた。
叩かないからスコアは伸び悩む。
深刻の度合いは比にならないけど今の気持ちと重なる部分がある。
動いていながら、立ち尽くしている。
諦観の先に何か見えるのかな。それは何なんだろう。見えないかもしれない。
分からないけど知りたい。分からないことは知りたい。

ガパオ、日付が変わる前に食べられるといいな。


すっかり忘れていて今回とても気に入ったシーン。